施術者プロフィール・ごあいさつ

森山 めぐみ 

兵庫県川西市出身。

 2008年〜 義肢装具士国家試験に合格、義肢装具会社にて約10年間勤務。

 

 2016年〜ドイツ式フットケア academy of totaltherapy JPポドロジー プロフェッショナル課程修了

 

 

介護職員初任者研修(旧ヘルパー2級)修了

スペシャルオリンピックス日本 兵庫西宮プログラム コーチボランティア(ボウリング・陸上)として活動中。

 


初めまして。フットケアセラピストの森山と申します。 

ふっとわーくのページにお越しいただきありがとうございます。 

 

私は義肢装具士の仕事をしていました。義肢装具士とは、

足を欠損した方の義足や

片麻痺の方の足が歩くときに装着する装具やコルセット・足底装具 などを採型・適合したりする仕事です。

 

そんな私がなぜフットケアを始めるに至ったか。

2つあります。

 

1つ目は

義肢装具士として仕事をする中で、

扁平足や外反母趾、タコ、魚の目など足にお悩みの方がとても多かったのです!

 

義肢装具士は病院へ訪問しての仕事なのでお会いする方は

「足が痛い」など何かしら病院を受診されるきっかけがあります。

しかし、ご自身の足や、靴の履き方には関心が低かったりするのです。

 

痛くなってから、「歩くのが大変だから困る…」と

歩けることの大切さに気付かれます。

 

「痛くなる前に」

「痛いんだけど病院に行くほどではなさそう」

 

そのような方々に何かできることはないか…との思いで

フットケアを始めるに至りました。

 

2つ目は

「切断をなくす」ことです。

それは、義肢装具士として

下肢切断の方に多く出会ったことです。

 

切断の原因の多くは 糖尿病とその合併症によるものがほとんどでした。

 

他にも、労災や事故などで義足をはかれる方もいますが、

圧倒的に、糖尿病の方が多かったのです。

 

糖尿病になった方は必ず切断になってしまうというわけではありませんが、

靴擦れ、低温やけど、タコ、ウオノメ、間違った爪の切り方などで

足に傷をつけてしまうことは、切断のリスクが高くなります。

 (注*私は糖尿病の方のケアはできませんので、かかりつけのお医者様にまずご相談されることをおすすめいたします。)

気をつけていれば足は守れるのに切断せざるをえなくなってしまうことが、

私は残念でなりませんでした。

 

先にも書きましたが、足が痛くて困って病院にくる方が多いにもかかわらず、

痛くなるまで足や靴に関心がない方が多いのが現状です。

 

そんな私も、義肢装具士になる以前は大きいサイズの靴を履きつづけては

「痛くて足にあわない」と悩んでいました。

しかし、自分の足のサイズと靴の履き方を

 

シューフィッターのかたに聞いてからそのように悩むことはなくなりました。

 

そのような経験から

足を大事にしてください!

足に関心を持ってください! ということを

たくさんの方に伝えていこうと思ったからです。

 

ふっとわーくでは

爪切りを中心に足のケアを提供しています。

「たかが爪切り」と思うかもしれませんが、「されど爪切り」です。

 

高齢のかたや、お身体が不自由な方の中にはご自身での爪切りや足のケアがむずかしい方も多く、

できずにほったらかしにしておくと、日常生活に影響がでてきます。

 

少しでも多くの方に足・爪・靴のことについて

知っていただきたいと願っています。

 

長々と書きましたが、少しでも皆様のお力になれるように精進してまいりますので、

どうぞ宜しくお願い致します。